尿管結石の知識

尿路結石、腎結石、尿管結石、それぞれの違いについて

投稿日:2015-01-28 更新日:

「尿道に石が出来て痛い」というような言葉はよく耳にしますが、これは結石が腎臓から尿道までの間に詰まってしまっているために痛みが生じているという状況になります。

この結石についてですが、結石ができた場所によって病名が異なります。

「尿路結石」や「腎結石」、「尿管結石」や「膀胱結石」と呼びます。

結石ができてしまう原因はほとんど変わりないのですが、出来た場所によって異なるということになります。

しかし、出来た場所によって結石のサイズが異なることが多くなっています。

尿が排出される順番としては、腎臓で生成されて、尿管を通り、膀胱内に蓄積されて、尿道を通って排出されるということになるのですが、尿管や尿道に結石ができた場合は、大きなサイズになるケースはそれほど多くありません。

厄介なのは腎臓や膀胱で結石ができてしまったというケースです。

こちらのパターンのほうが多いのですが、中でも腎臓内で出来てしまった結石が尿管に流れてしまうということが多いです。

これらの経路の中で、最も多くの不純物を溜め込みやすいのが腎臓です。

自然と腎臓で結石が出来てしまいやすいということが言えます。

結石というのは不純物の結晶ということになるので、不純物が多いほうが形成される可能性が高くなりますが、結石の性質上、尿が流れるごとに大きくなるという性質も持っています。

雪玉

そのため、腎臓内よりも尿管や尿路に流れた後の方が大きくなりやすいということになり、尿管に結石が詰まってしまい痛みが生じるということになります。

また、痛みが発生した際には尿管を傷つけてしまうこともありますので、症状としては血尿が出たり、膀胱炎になってしまったりするというようなことがよくあります。

結石が排出されるためには、結石のサイズを服薬によって小さくするのが一般的ですが、服薬で対処することが出来ないほど大きくなってしまった場合は手術によって取り除くこともあります。

超音波による破砕術という方法もあり、こちらの方が体へのダメージも少なくて済みます。

-尿管結石の知識
-, ,

執筆者:

関連記事

尿管結石の治療方法を4つと、有効な1つの予防方法

尿管結石の治療についてですが、これは結石の大きさや場所、痛みの程度などによっても大きく異なるのが特徴的です。 尿管結石の治療は、主に4つのパターンに分かれていて、複合して行われることもありますが、基本 …

尿管結石って何?

尿管結石というのは、簡単に説明すると「尿管に出来た結石」ということになります。 尿管というのは腎臓から膀胱まで尿を運ぶ器官のことを指していて、尿道と混同されることも多いですが、尿道というのは膀胱から外 …

げ激痛なんですけど!? 腎臓結石、尿管結石は病院の何科に行けばいいの?

尿管結石や腎結石が出来てしまった場合、病院の何科を受診すればいいのかと悩んでいる人も多いですので、こちらで紹介していきます。 基本的には、尿管結石が出来てしまった場合は「泌尿器科」を受診することになり …

尿管結石の初期の自覚症状のまとめ

結石の正体は、シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムが固まったものです。 尿酸が原料になって石になる場合もあります。 そして、これらが固まって石のようになり、それが尿管に詰まると「尿管結石」と呼ばれます …

尿管結石の激しい痛みについてのまとめ

尿管結石の痛みは、別名「痛みの王様」などと言われるくらいの激痛です。 できた石の大きさが尿管の太さと同じか、それよりも大きい場合は尿管を石が塞ぐ状態になります。 すると、腎臓から送られる尿が石にせき止 …