尿管結石体験談❷男性、40代前半「痛すぎて眠れない!」

   2015/11/13

尿管結石と闘った人

男性、40代前半、会社員Sさんの体験記です。

※体験記は全て本人の経験と言葉で綴られています。

 

自覚症状、気づいた時の様子

尿管結石だとはっきり気がついたのは、おしっこが真っ赤になった時です。おしっこはト イレの便器が赤く染まるほどの出血で、見た瞬間に最近の体調不良の原因が尿管結石によるものだったと分かりました。

 

尿管結石の前兆は一週間くらい前からありました。

特に重いものを持つようなことをした 覚えがなく、首から肩、背中にかけて筋肉痛のような痛みがあり、何となく熱っぽいよう な感じがしていました。

筋肉痛の痛みはそれほど強くなかったため、あまり気にせずいつもの日常生活を送っていました。

しかし、深夜に就寝中の首に激痛が突然はしり、目が覚 めました。

痛みの種類は寝違えを数倍強くしたもので、あまりの強い痛みで寝返りも体を 起こすこともできない状態でした。

しばらくじっとしていると、痛みが少し和らいだた め、体をゆっくり起こし立ち上がると、首は寝ているときほど痛みませんでした。

しかし この痛みを止めない限り寝ることはできないと思い、痛み止めに効果があるバファリンを 飲みました。

数分経つと痛みが軽くなったため、布団に戻り横になると薬が効いたようで、先ほどの痛みはなくなり朝まで少し眠ることができました。

朝になっても首の痛みは続 いていましたが、いつもより熱いシャワーを首に浴びたところ、筋肉がほぐれたのか痛み が和らいだので、出社することにしました。

仕事中に昨晩の痛みが出ると困るので、念の ためバファリンを持参しました。

仕事はデスクワークなので、大半の時間を椅子に座って 過ごしています。

多少、首の痛みはあったものの仕事への影響はあまりなかったため、昨 晩の痛みは一時的な寝違いだったと自己判断しました。

帰宅後、昨晩の寝不足で少し疲れ気味だったので、夕食後すぐに布団に横になりました。

しばらくすると、またあの激痛が首にはしりました。寝ている姿勢が痛みの原因なのか? と思いつつも寝不足を解消したい一心でバファリンを飲んで就寝。

明け方に首の痛みで何度 か目が覚めましたが、体を動かさずにじっとして痛みが和らぐのを待つしかありませんで した。
私が病院行くか行かないかの判断基準は、同じ痛みが 3 日間続くかどうかです。

首の痛み が発生して 2 日目だったので、今夜も痛みが出たら明日は会社を休んで病院に行くつもり でした。

しかし、その日の朝は首の痛みがほとんどありません。

不思議に思いましたが、 治ったんだと思いました。

ところが、今度は昼ごろから頭痛が発生。

私は体調不良の時、し ばしば頭痛になることがあるので、今回は深夜の首痛で寝不足になり頭痛が起きたんだと 思い、バファリンを飲んで仕事を続けました。

薬のおかげで頭痛は和らぎ、帰宅後も特別 体調不良を感じず就寝。

3 日ぶりに熟睡しました。

しかし、またしても次の日も昨日と同じく昼過ぎから頭痛が発生。

またか!と思ってバファリンを飲みました。

頭痛が二日連続というのは あまりなく、なんか熱っぽい感じもあったので、定時に帰宅。

その日は金曜日だったので 土日はゆっくり休もうと思いました。

土日は少し体がだるい感じがしましたが、寝たり起きたりを繰り返しダラダラと過ごしま した。

食欲はあったので病院は行かなくても良いと思いました。

月曜日から水曜日までの 3 日間は特に体調不良もなく過ごし、先週の首の激痛や頭痛のことは忘れてしまいまし た。

しかし木曜日の朝、朝食後に腰から下腹部に鈍痛が発生。

朝食で腹でもこわしたのか と思いましたが、下痢をしているわけではありませんでした。

その日は重要な会議があり 急に休める状況ではなかったため、痛みを我慢して出社しました。

痛みは仕事中も続いて いましたが、痛みに波があったので、なんとか午前中を乗り切りました。

昼休みになって トイレに行くと、おしっこが真っ赤。便器が赤く染まり、その時ようやく尿管結石だと分 かりました。

なぜなら 2 年前にも尿管結石で血尿した経験があったからです。

先週の筋肉痛から始まり、首の激痛、頭痛、熱っぽさなどの体調不良は、石のせいだったんだと思い ました。

しかし、これはあくまで自己判断なので、会社には血尿したことを伝えて病院に行くこと にしました。

 

診察について

近くの総合病院に泌尿器科があったので、血尿と下腹部の痛みを伝えて診察の予約を取り ました。

痛みは断続的に続いていましたが、自分で車を運転して病院に到着。

診察の前に 問診票を記入し採尿しました。採尿時のおしっこも真っ赤でした。

診察では医師に、痛み の箇所は左の腰から下腹部で、血尿に至るまでの約 1 週間の体調不良を伝えました。

医師 は痛みのある腰の辺りを拳で軽く叩き、「響くような痛みがあるか?」質問しました。

「あ ります」と答えると、「おそらく尿管結石でしょう。ただ本当に石があるか確認しますの で、レントゲンと CT を撮ってきてください」と言われ、看護師に案内されてレントゲン と CT を撮り、再び診察室に戻りました。

 

医師は CT の体の断面画像を見ながら、次のように診断しました。

「やはり石でしたね。2 個ありますよ」

「ここが左の腎臓で、ここが尿管。腎臓が腫れていて、尿管も太い。石が詰まって尿をせき止 めると、内圧が高くなって腎臓が大きくなるんです。尿管も普通はこんなにはっきりとは見 えないものですが、膨らんでいるのではっきりみえてますね」

「それで、詰まっている石がこれ。 だいたい 5 ㎜くらいだね」

「それと腎臓にも 1 個あるね。こっちは 4 ㎜。腎臓のほうの石は今回の痛みの原因ではな いですが、いずれ尿管に入るのでまた痛むでしょうね」

「今の痛みは尿管に詰まっている石がおしっこと一緒に出れば治ります。でもいつでるか は分かりません。今日かもしれないし、1 ヶ月後かもしれないし」

「しばらくは尿をたくさん出すように、水分を多めに取ってください」

「石が出てきて取ることができたら持ってきてください。石の成分を分析しますから」

「痛み止めと石を溶かす薬を 1 ヶ月分出すので、これで様子を見てください」

「もし 1 ヶ月経っても石が出ない場合は、超音波で石を砕くことになると思います」

「1 ヶ月後にもう一度来てください。お大事に」

医師から説明を聞きながら、思ったことは、

「やっぱり石だったか」

「早くこの痛みから解放されたい」

「腎臓にも石があるなんてショック。またこの痛みを味わうのか」

 

処方薬、診療費、薬代

1. ボルタレンサポ 25 ㎎ 個数:10 個
効能・効果:炎症を抑え、痛みを和らげます。熱を下げます。 飲み方:疼痛時

2. ウロカルン錠 225 ㎎ 個数:168 錠
効能・効果:尿路結石治療剤です。石を排出させる薬です。 飲み方:1 日 3 回 1 回 2 錠 毎食後

3. コスパノンカプセル 40 ㎎ 個数:84 錠
効能・効果:胆石、胆嚢炎の治療薬です。尿路結石痛を和らげる薬。脾臓炎の治療薬です。 飲み方:1 日 3 回 1 回 1 錠 毎食後

診察の費用(薬代なども含め)

 

■診療費

1. 初・再診 2820 円 2. 検査 1270 円
3. 画像診断 17570 円 4. 処方せん 680 円 合計金額 22340 円 負担率 30%

診療費 6700 円

 

■薬代 1380 円

合計 8080 円

 

経過 ・石が出た時の様子

診察後、自宅に戻り最初のおしっこをした時に、おしっこの勢いが一瞬止まり、ペニスに「ビ ビッ!ビビッ!」と振動と軽い痛みが 2、3 回はしりました。

その後、石が出た感覚があり、 その後は痛みもなくおしっこがスムーズに出ました。

石の回収を試みましたが、洋式便所だ ったため流れてしまい、回収できませんでした。

その後、腰や下腹部の痛みもおさまり、見 た目ではおしっこの色は普通に戻り、血尿も止まったようでした。

 

再発について

尿管結石は今回が 2 回目の経験でしたが、前回は 2 年ほど前に起きました。しかし今回の ような筋肉痛や首痛、頭痛、発熱などの前兆はなく、腰と下腹部の痛みの後、血尿し、その 後すぐに石が出ました。

 

現在の状況

現在は痛みも違和感もなく普段通りの生活をおくっています。

しかし腎臓には近い将来尿 管に詰まる石があることが分かっていますので、毎日の食後には石を溶かす薬「ウロカルン」 を 2 錠飲んでいます。
また、水分を多くとるように心がけ、職場には 350ml のマグボトルを 2 個持参し、仕事中 にお茶か白湯をこまめに飲むようにしています。

 

今回の尿管結石は、痛みや体調不良で苦しんだ上に、2 年前の再発と腎臓に次の尿管結石になる石が見つかるという精神的なダメージも受けました。

石が作られる原因は、食事と運動不足、体質によるところが大きいようですが、私の場合は 仕事内容がデスクワークになってから石を作りやすい体になったような気がしてなりませ ん。

なぜなら、仕事中の大半を椅子に座りパソコン操作をしているため、体を動かすのは、 一日数回、数メートル先のコピー機までの往復と、2、3 回のトイレの往復程度だからです。

このような勤務に 2 年半ほど前から変わり、それまでの仕事内容と比べて明らかに運動量 は激減しています。

仕事内容が変わり、運動量が減ることで石ができやすくなったのではないかという思いが 強くなってきたため、最近では通勤時に一駅歩くようにしています。

そのため通勤時間が往 復 1 時間くらい増えましたが、石を作りにくい体に戻すためにできることをやってみよう と思いました。

休日もできるだけ外出するようにし、平日の運動不足を解消することを心が けています。

今回の尿路結石の経験から、私の場合、石は腎臓で 2 年かけて 5 ㎜ほど成長し、尿管に移 動することが分かりました。

ですから、普段の生活に運動を取り入れ持続することが重要だ と思っています。

今腎臓にある石が薬で小さくなり、あまり痛まずに出てくれることを願い つつ、もう石を絶対作らないという思いで毎日生活をしています。

コップの水

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