尿管結石のつくりかた ~石ができるしくみ~

   2015/11/13

尿管結石の主な原因としては不摂生や病気などが挙げられますが、今回は尿管結石が出来るメカニズムを追って紹介していきます。

 

まず、尿管結石というのは、腎臓や尿管の中に出来た結石となっていて、結石というのは尿の中に形成された結晶のことを指します。

中学生や高校生の理科の実験で何かの結晶を作ることがあると思われますが、あの結晶です。

成分は異なりますが、形成される流れとしては全く同じものとなります。

 

最初は結晶を作るのに必要な核が形成されて、その核を中心として物質が付着していき徐々に大きな結晶になっていきます。

そして、尿管結石になってしまう物質というのは、「リン酸」や「カルシウム」「マグネシウム」などが多くなっています。

これらの成分は体内の栄養素として使用される成分となっていますが、ここに尿素が加わると不純物となってしまうために体外に排出しなければいけなくなります。

体外に排出しなければいけないのに、長い間体内に留まっていると結晶化してしまい、それが結石になるという訳です。

もう一つ結石が形成されてしまう原因として、「尿酸値」というものがあります。

尿酸値というのは、尿の酸度を示す値になっていて、尿酸値は尿検査などをすると調べることが出来ますが、7.0mg/dLが基準値だとされています。

この数値より高くても低くても結石が生じてしまう危険性があります。

高ければ尿酸値が酸性に傾くということになり、低ければアルカリ性に傾くということになりますが、酸性とアルカリ性のどちらに傾いてもそれぞれの性質によって結晶化する物質が異なるので、どちらに傾いても結石ができてしまいます。

 

尿酸値を基準値に戻すためには、健康的な生活を営むことが大切です。

食生活が偏っていたり、睡眠不足が続いていたり、ストレスを抱えやすい環境の中では、尿酸値が乱れることが多くなります。

近年の日本の食生活では欧米化に倣っているということもあり、肉食を基準とした食生活をしている人が多いです。

が、しかし、肉類ばかりを摂取していると尿酸値以外にも様々な障害が発生してしまう危険性がありますので、バランスの良い食生活を続けることが大切です。

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